仮説思考で仕事を加速! なぜ仕事で高速&高品質の成果が手に入るのか?

マインド

こんにちは、すのくろです。

今回は仕事や実生活で役立つ「仮説思考」という考え方について自分なりの鍛え方について書いていきます。

仮説思考は、仕事を効率的かつ質高く進めるための力強い手法です。

本当にこの思考法を学ぶと、働き方が劇的に変わると思います!

本書に書かれた理論と著者自身の実体験を通じて、仮説思考がどのように仕事にポジティブな影響を与えるのかを紐解いていきます。仮説思考を実践することで、仕事がなぜスムーズに進むのか、そのメリットとは何かを解説していきます!

この記事の内容
  • 対象者:仕事の進め方や判断が遅いと感じている人
  • 内容:仮説思考の説明と、仕事のスピードと質を高める実践方法の解説

参考書籍はこちらの「仮説思考―BCG流 問題発見・解決の発想法 内田和成の思考 」です。

それでは見ていきましょう!

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仮説思考を学ぶべき人

この仮説思考を学ぶと役に立つ対象者は次のような方々です。

  • ビジネス経験が少ない人
  • 仕事の進め方が遅い、判断ができないと思っている人
  • いつまでも先を見通せず思い切って決断できない意思決定ができないリーダーの方

ビジネスだけでなくプライベートの日々の生活においても優柔不断であったり、一つのやることに多くの時間がかかってしまうと感じている方などにも当てはまると思います。

というか、基本的に現代人であれば、何かしら上記のことで一度は思い悩むのではないでしょうか?(自分だけ?)

仮説思考とは

それでは、仮説思考がどのようなものか具体的に説明していきます。

仮説思考とは、「情報が少ない段階から、常に問題の全体像や結論を考える。思考スタイル、あるいは習慣とも言うべきもの」です。

仮説思考の特徴として、まず全体像から入って必要な部分のみ細部にこだわる。あるいは証明を行っていく取組みスタイルがあります。

この仮説思考の取組みを続けていけば、物事の全体を掴む力が確実に向上すると言われています。

仮説思考力を鍛えることは、リーダーに欠かせない先を読む力、すなわち先見性と少ない情報で意思決定する判断力、すなわち決断力が身に付くことを意味します。

仮説思考の逆の考え方が「網羅思考」となっています。

ある仕事を任された時の「網羅思考」と「仮説思考」の違いの例を見ていきます。

「網羅思考」のプロセス

  1. 初めにトピックについて情報をたくさん集める
  2. 集めた情報を全て資料や報告書にまとめる
  3. 最後に、資料や報告書を他者に伝える

網羅思考のデメリット

  • 情報集めに時間がかかる
  • 余計な情報が多いので結論がわからなくなる(本人も)
  • 情報洪水に溺れる

それでは「仮説思考」ではどのような流れになるでしょうか?

「仮説思考」のプロセス

  1. 初めに、すでに持っている知識(事実と経験)からトピックの「仮の答え(仮説)」を決める
  2. 仮説(仮の答え)の検証に必要な情報のみを集める
  3. 初めに用意した仮説に対して、合っているか確認する
  4. もし仮説が間違っていた場合、新たな仮説を立て、検証を進める
  5. 最後に、結論を報告書にまとめ報告書類を他者に伝える

仮説思考のメリット

  • 最小限の情報だけを撮りに行くので情報収集に時間がかからない
  • すぐに仮説を検証できるので、間違いが起きてもやり直せる

何を隠そう自分も、学生の頃から本当に「網羅思考」の持ち主でした。

なので、仕事の業務でいちいち時間がかかってしまい、時間をかけた割に全然良いアウトプットが出せなくて悩んでいました。

この状態や働き方をなんとかしたいと思って参考書籍を読むことで自分の働き方が徐々に改善されていきました!

仮説思考の効用

それでは本書に書かれているたとと自身の体験談とを交えて仮説思考のメリットを書いていきます。

仮説思考を実践すると仕事がスムーズに進むようになります。

仕事がスムーズに進む理由として下記2つの仮説思考の効用があるからです。

・効用1. 仕事が早くなる

・効用2. 仕事の質が高くなる

仮説思考の効用1. 仕事が早くなる

ここで言う「仕事が早い」というのは「作業が早い」ではないです。

仮説思考を学んだときに、作業スピードは変わらないですが、必要な作業量が減るというイメージです。

現状の課題で何か本質を見つけたり整理するのが早くなります。

仮説思考というのは、あらかじめ答えを見つけてから必要な情報のみを探して検証していきます。

なので、その答えが大幅に間違っていない限り、闇雲に調べたり、証明するのとはスピードにおいて格段の差がつくことです。

逆に言うと、仕事において目標となる期日は大体決まっていることが多いわけなので、期日から逆算していつまでに課題を発見してその証明をいつまでに行い、そして解決策を作るための日数はこれくらいというふうにプロジェクト全体の流れを読めることにも役立ちます。

ビジネスにおいてスケジュールに基づいて仕事をしようとすれば、仮説思考が最も効率の良いことがわかるかと思います

仮説思考の効用2. 仕事の質が高くなる

続いての仮説思考の効用は「仕事の質が高くなる」ことです。

もし、「仕事」=「作業」だったら、スピードを上げるということは手抜きにつながりかねないので、必ずしも仕事の質には直結しません。

しかし、仕事には「作業」以外にも「意思決定をする」と言う大事な要素があります。

意思決定の質を高めるという意味で、仮説思考は極めて重要な役割を果たす。

仮説思考を使い続け、経験を積んでいくと、初期の情報が足りない場合でも確度の高い答えに近いものが出せるようになります。

つまり、早い段階で次のアクションを決める意思決定ができます

ビジネスにおいて早さ(速さ)は価値なので仮説思考がどれだけ有用かがわかると思います。

仮説思考の鍛え方

ここまで仮説思考のメリット効能について書いてきました。

じゃあどうやったらこんな素敵な最強の思考を手に入れることができるのかと思うかと思います。

ここでは、仮設思考を鍛える方法やそのポイントについて解説していきます。

仮説思考を鍛える方法1. 結論から考える

気持ち悪くても結論から考えることが重要です。

初めに情報がない段階で結論を出すので、気持ち悪いという感覚を抱くと思います。

自分も典型的な「網羅思考」の考えだったので、まずは調べて情報をたくさん収集して考えたいと思ってしまいます。

しかしそれでは早くて質の高い仕事がいつまで経ってもできるようになりません。

そこで仮説思考を使うために、「結論から考える」ことを意識すると仮説思考が鍛えられます。

日ごろで訓練する方法としては、仕事の初期、すなわち情報を集め出す前に一度、さらに少しだけ情報集めた段階でもう一回、その地点で考えつくベストの答えをメモにしておくことが本書では推奨されています。

あれこれ足りない情報を頭の中で起なければならないので、とても大変ですが良い訓練となります。

また、このプロセスを不安に感じる方も多いと思いますが、意外とこの初期の意思決定と十分な情報をもとにした結論の意思決定では違いがそんなにないことが多いです。

仮にもし間違っていたら、数をこなして質を高めていけば良いです。

仮説思考のメリットとして仮説やアプローチが間違っていても、そのタイミングは早期なのでやり直しが効くということも挙げられます。

この訓練を続けていくと、少ない情報で情報をたくさん集めた人と同じ質の推論に近づくことができます

それはつまり、早期に課題発見ができ、早い仕事のアウトプットにつながります。

なぜならば、他人が情報を集めている段階でより深掘りした課題に進めることができるからです。

あるいは課題の解決策構築に取り掛かれるからです。

網羅思考を繰り返しても、作業が速くなるだけで、答えにたどり着くスピードが格段に速くなるわけではないですが、

ところが仮説思考を繰り返していれば、答えにたどり着くスピードとその答えの質が格段に上がっていき、どんどん自分自身がレベルアップできます

仮説思考を鍛える方法2. 全体像を考えてみる

仕事が与えられるとすぐ作業を始めてしまう人が多いです。自分も気をつけないと今でもそうしてしまいます。

そんなすぐ作業に走る癖のある人は、30分でも上から全体像を考えてみることが仮説思考を鍛えるアプローチになります。

作業前に、全体像を俯瞰しようとすると、自分がやろうとしているそれぞれの作業の位置づけが分かり、場合によっては順番を変えたり、1部の作業が不要になるということに気づけます。

作業スピードは変わらないですが、作業量を減らす・効率化するために最初に全体像から考える癖をつけるようにすると良いです。

仮説思考を鍛える方法3. 仮説ありきで次に分析を行う

3つ目は、まず仮説ありきで次に分析を行うことです。

分析にはいろいろな目的がありますが、いずれの場合においても最も大切なのは仮説を検証するために分析を行うということです。

まず問題意識を持って仮説を作り、それが正しいかどうか検証することが分析を行うことが正しい態度であると本書でも述べられています。

そのアプローチが最短・最速・最小限のコースで済むという仮説思考の真髄です。

何度も述べていますが、「網羅思考」的に初めに情報を集めて分析していくと、情報洪水に溺れてしまうので、結局仕事が遅い結果につながってしまいます。

まとめ

今回は仮説思考について解説しました。

結論:仮説思考でスマートな仕事術が手に入る

仮説思考の効用は多岐にわたりますが、その中でも仕事のスピード向上と質の向上が特に際立っています。

仮説を立て、それに基づいて的確な行動を起こすことで、効率的かつ質の高い仕事が可能となります。

どんな仕事にも応用できる仮説思考の魅力を活かし、自らのスキルを高めていきましょう!

また、仕事の進め方だけでなく、目の前のタスクを効率化して進めるためにプログラミングは非常に役立ちます。

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自分も一度体系的にPythonを学んだことで、一気に日々の業務や人生が変わったと感じています!

以上、ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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